技能検定に早く合格できることは、登録支援機関にとっても、検定を受験する外国人本人にとっても強みになります。
今回は、技能検定の合格率を上げることによる登録支援機関側のメリットを3つご紹介し、さらに合格率を上げる勉強法もお伝えします。
意外なことに、技能検定の合否は登録支援機関の収益改善にも大きく関わっています。
他の団体と差別化し、収益を上げたいという登録支援機関の方はぜひ参考にされてください。
登録支援機関に関するよくある不満
登録支援機関を利用した企業は、以下のような不満を持っています。
・支援料が高すぎる！
・支援が少ない！
・紹介された外国人がすぐ辞めてしまう！
優良な登録支援機関選びは多くの企業の課題なのです。
技能検定に確実に合格させられるノウハウを持っているということは、このような企業側の課題に即した支援をしてくれるという印象を与えます。
能力が高くて長く働いてくれる人材が手に入り、就労後も支援が手厚いのなら、支援料が多少他社より高くても喜んで利用していただけます。
登録支援機関が技能検定の学習をサポートすることには、収益性改善に直結するメリットが多いのです。
技能検定の合格率を上げる3つのメリット
登録支援機関に義務付けられている項目の1つに、「日本語学習の機会の提供」があります。
必ずしも自社で日本語教育を行う必要はなく、基本的にスクールや講座の斡旋・紹介にとどめている機関も多いことでしょう。
とはいえもし他の団体に頼むよりも、自社でやった方が確実に低料金で能力アップができるなら、そちらの方が好都合ですよね。
登録支援機関が自社で技能検定の合格率アップを目指すことで得られるメリットを3つご紹介します。
１．登録支援機関としての実績になる
1つは、登録支援機関としての実績や評価に繋がることです。
今や全国で6,124件（2021年6月時点）と数をどんどん伸ばしている登録支援機関。
多くの企業が、どの支援機関を活用すべきか検討しています。
人材紹介・申請・就労後支援がワンストップで可能であることを実績として提示できれば、より多くの企業に選ばれるようになります。
２．即戦力になる優秀な人材を紹介できる
外国人を雇用したいという企業は、基本的に人手が足りていないために「入ってすぐから仕事をこなせる」外国人がほしいと思っています。
そのため、技能検定に向けた学習をサポートすることで即戦力となれる外国人の育成に繋がり、紹介先の企業にも大いに喜ばれます。
３．他の登録支援機関との差別化戦略になる
登録支援機関を名乗っていても、実情は支援業務をほとんど行っていないところも多いです。
「日本語学習の機会の提供」は義務ですが、技能検定の面倒まで見てくれる機関は貴重です。
他の登録支援機関との差別化を図ることができます。
技能検定の合格率アップできる3ステップ勉強法
技能検定は外国人向けとは言え、専門用語・専門知識のレベルも高く、簡単に教えられるものではありません。
そこで弊社では、技能検定に特化した動画教材と実践問題を作成いたしました。
弊社教材「日本語カフェ」を利用する場合の3ステップ学習メソッドは以下の通りです。
①動画を視聴してインプット
②演習問題をたくさん解く
③週に1回、過去問でテストする
「日本語カフェ」は日本語学習ができるｅラーニングシステムで、
介護・外食業・農業耕種・農業畜産・ビルクリーニング・飲食料品製造業などの動画教材＋問題集が収録されているパッケージです。
まずは動画で概要を把握し、実際に問題を解きながら記憶に定着させ、週1回の過去問テストで検定の様式に慣れていきます。
スマホを使って個人のペースで学習を進められるため、特別な教材や授業をご用意いただく必要もありません。
合格率が48％→81％に上がった事例もあります。
詳細を聞いてみたいという場合は、ぜひ以下のページよりお気軽にご相談ください。