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人材定着プログラム4日目
【動画マニュアルを作ろう!】
①作業手順などを撮影する
②インターネット上にアップロードする
③従業員に視聴させる
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一昔前までは、マニュアルと言えば分厚い紙の冊子が一般的でした。
しかし最近では、動画でマニュアルを作り、業務の説明・指示を行う会社が増えています。
マニュアルを動画にすると何が起こるかというと、下記のように、新人教育が非常に楽になります。
- 教育にかかる時間を4分の1にできる
- 指導内容のバラつきをなくせる
- 新人のモチベーションを保てる
特に社員が外国人であれば、難しい日本語が理解できない場面も多いですよね。
動画であれば目で見て覚えることができるので、言葉の壁もなく頭に残りやすいのです。
農家さんの例を挙げてみます。
大根農家 Dさんの場合
弊社の人材紹介サービスを利用されている農家のDさんは、毎年収穫の時期には数十人のチームで作業を行っています。
大根の収穫は機械と手作業の両方で行います。
機械は非常に大きい上、葉っぱを切るためのカッターもついており、ケガをしないよう慎重に取り扱わなければなりません。
当日みんなで朝礼をして、その中で機械や作業工程の研修を行いますが、数十人単位の教育、しかも野外です。
- 「大切な部分が聞き取れなかった…」
- 「メモもろくに取れない…」
- 「1回の説明ですべては覚えられない…」
このような声も多くありました。
Dさんのところでは外国人も働いており、日本人以上に内容が理解できないまま、作業に入ることになってしまい危険です。
そこで動画マニュアルの出番です。
Dさんは収穫前日までにカメラ片手に機械や道具の置き場所、作業工程を説明しながら撮影。
その後、撮影した動画をインターネット上にアップして、従業員の空いた時間にあらかじめ視聴させておきました。
これにより全員がほとんどの作業を把握したうえで当日を迎え、質問や疑問があった場合だけそれに答える体制を作ることに成功しました。
もちろん機械の実物を見るのが初めての人もいるので当日の研修をゼロにするわけにはいきませんが、全体研修の時間を3分の1に減らせました。
動画マニュアルの良いところは、
- 時と場所を選ばない
- 何回も同じ説明をしなくて済む
- 分からなければ繰り返し視聴できる
教える方も教えてもらう方も手間や労力がかかりません。
ビデオカメラでもいいですし、今はお手持ちのスマートフォンでも誰でも動画撮影が可能です。
Dさんのようにイベントの研修に使う以外にも、日常的な掃除の仕方や、器具の片づけ場所の解説などでも使っていただけます。
撮影した動画は、弊社の方でもアップロードなどのお手伝いができますので、お困りのときにはぜひご相談くださいね。