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人材定着プログラム15日目
【新入社員をみんなで歓迎しよう!】
①朝礼で、社長が新入社員を紹介する
②本人が自己紹介する
(国のこと、家族のこと、簡単な経歴など)
③母国の言葉を教えてもらう
(「今日も頑張ろう!」「楽しもう!」など)
④みんなでその言葉を使って朝礼を終える
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定着率の悪い会社ほど、「新入社員を歓迎する」という風土がありません。
新しい人が入っても、悪い意味で社内に変化がないのです。
新入社員はこの「歓迎されていない」という感覚に非常に敏感ですから、まるでお通夜のような朝礼では、せっかくのモチベーションも下がってしまいます。
出勤初日の出来事がその後の会社との関係を決めるといっても過言ではないのです。
新入社員が仕事に向けて一生懸命準備してきたように、会社側でも新入社員を迎え入れる環境を整え、しっかり準備してあげてください。
特に初日の朝礼は、会社のイメージを決める大事な場面ですから、新入社員に
「僕はみんなから歓迎されている」
と感じてもらえるようポジティブな雰囲気を作りましょう。
流れとしては、まずは社長から軽く新入社員の紹介を行い、歓迎のメッセージを伝えます。
その後、新入社員本人から自己紹介をしてもらいますが、このときのポイントは…
・笑顔で聞く
・うなずきながら聞く
・終わったら拍手をする
など全員で和やかな歓迎ムードを作ること。
想像にたやすいですが、能面のような顔で見られながら話をするのは誰でも苦痛ですよね。
あらかじめ前日に、上記のポイントを先輩社員たちにも話して意識させておくのがいいでしょう。
(できれば日頃から相手の話を笑顔で聞く風土を整えておきたいですね)
外国人の新入社員を迎え入れるときにおすすめなのが、母国語を教えてもらうことです。
例えば
「がんばろう!」
「お疲れさま!」
「ありがとう!」
など、ポジティブで仕事でも使いやすい挨拶を教えてもらって、みんなで一緒に唱えて朝礼を締めると、出社初日を明るくスタートでき、歓迎の気持ちも伝えることができます。
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初日の朝の過ごし方はその後の雇用関係に大きく影響します。
ぜひ新入社員の思い出に残る素敵な朝礼にしてくださいね。