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人材定着プログラム20日目
【給料に「ありがとう」を添える】
①日頃からその人を観察し働きぶりをよく見ておく
②①の内容を含んだ感謝のメッセージを書く
②給料日にメッセージを渡す
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給料日は毎月の節目になる大切な日。
演出次第で従業員の愛社精神を育てるビッグイベントにすることができます。
せっかくならお金の授受だけではなく、心から喜んでもらえる方法で渡して、日頃の感謝を伝える日にしたいですよね。
おすすめなのは、従業員に対して手紙を書くことです。
普段はただ口座に振り込まれるだけのものですから、「いつもありがとう」と一筆添えるだけでも印象は大きく変わります。
それが仕事ぶりを正当に評価した内容であれば、会社や上司への信頼も厚くなることでしょう。
そして、そのような内容で手紙を書くためには、渡す方も普段から従業員のことをよく観察したり話を聞いてあげたりする必要がありますよね。
つまり給料日に手紙を渡すことは…
・会社と従業員の絆が強くなる
・社内コミュニケーションが促される
・人事考課の一助になる
まさに一石三鳥です。
もちろん毎月、従業員全員に長文を書くのは大変かもしれません。
そんなときは3か月に1回やボーナスのときだけ、などでもOK。
定期的に行うことで関係を良好に保つのに効果的ですから、ぜひ早速導入してみてくださいね。
喜ばれる手紙を書くポイント
書くときのポイントとしては、第三者からのメッセージを入れることです。
普通に褒められるのはもちろん嬉しいことですが、人づてに褒めると信憑性が上がってより「褒め」の効果がアップします。
先輩社員や同僚社員から聞いたエピソードなどを盛り込んでみてはいかがでしょうか。
以下に例文を載せておきますので、参考にしてください。
参考:給料に添える手紙テンプレート
〇〇さんへ
6月もありがとうございました。
機械の操作にもだいぶ慣れてきたようですね。
××さんから、重い荷物を率先して運んでくれてとても助かっていると聞いています。
〇〇さんの真摯な仕事ぶりは私も見習わなければと思っているところです。
明日からもまた、よろしくお願いしますね。
〇〇株式会社 代表〇〇 〇〇