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人材定着プログラム24日目
【チーム目標や合言葉を作ろう!】
①従業員を2~3つのチームに分ける
②チームリーダーを決める
③各チームの月目標・合言葉を決める
④毎月の達成度を競わせる
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貴社ではチーム制を導入していますか?
今回はチーム目標を立てる大切さについてお話します。
チーム目標といっても大々的なプロジェクトなどではなく、個々人で立てた目標を基軸として、さらにチーム内での目標を設定することを指します。
まず、チーム制には……
・教育体制が整う
・若手のケアがしやすくなる
・コミュニケーションが円滑化される
・生産性が向上する
・一体感や連帯感が生まれる
など、様々なメリットがあります。
特に外国人社員を雇っている場合は、なるべく同僚との距離を近くしておく方が、サポートもしやすくなりますよね。
弊社のお客様でも、チーム制を取り入れることで職場の活性化に成功された会社様が多くいらっしゃいます。
A社の場合
A社ではもともと個人単位での業務が多く、従業員同士のコミュニケーションも昼休憩の時間以外にはほとんどありませんでした。
仕事は回っていたものの、フィリピン人社員のジャスティンさんも直属の先輩以外と話す機会はなく、その状況になかなか馴染めませんでした。
入社から数か月が経った頃、職場内の風通しの悪さに耐え切れなくなったジャスティンさんは弊社に相談の電話をかけてきてくれました。
弊社とジャスティンさん、社長の三者で話し合いを行い、導入することになったのが「チーム制」です。
社員を7人×2チームに分け、日常業務をそれぞれに報告し合う環境を作りました。
(普段からジャスティンさんに指導を行っていた先輩社員は同じチームに配属されました)
このチーム分けによって、ジャスティンさんは他の先輩たちからも指導してもらえるようになって成長スピードがグッと上がり、さらに指導担当の先輩の負担も減ったそうです。
また各チームで目標を作ってもらい、淡々と業務をこなす毎日にメリハリを持たせるようにしました。
チーム目標といっても難しく考える必要はなく、むしろ誰にでもイメージしやすく達成度が目に見えやすいものがベストです。
例)
・1日10回、気づいたときに口角を上げる
・仕事以外の話題で5人以上と話す
このように、「内容は決して難しくないけれど、量的に評価しやすい」といった目標にするのがおすすめです。
せっかくチーム制でやるのであれば、チーム対抗で競わせるのもいいですね。
帰属意識の高まりによって、「チームに貢献したい!」という意識が芽生え、より意欲的に仕事に取り組んでくれるようになりますよ。
ぜひ取り入れてみてくださいね。