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人材定着プログラム27日目
【従業員満足度アンケートを実施しよう!】
①満足度アンケートを作成する
②3ヶ月~半年に1回実施する
③結果と今後の対策をまとめて貼り出す
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多くの企業で、従業員が働く上での「満足度アンケート」が行われています。
これによって従業員が普段抱えている不満や、逆に会社を評価している点などを把握することができます。
よりよい職場作りのためには、働いている当事者の意見を聞くのが何よりも大切です。
満足度は大きく2つに分けられます。
1つ目が業務量や仕事の内容そのものに対して。
2つ目が職場の人間関係や環境に対して、です。
会社の抱えている問題が浮き彫りになることで職場内環境の整備や業務量の調整など、具体的な対策を打つことができます。
働きやすい環境を作れば、従業員のモチベーションが上がり、新たなアイデアも生まれやすくなります。
生産性や効率アップにも繋がるというわけですね。
また、人間関係やストレスに関する項目からは従業員の心の状態を把握することができます。
少しでも気になるところがあれば、大きな問題が起きる前に一人ずつ面談を行って早期改善に努めましょう。
どんな質問を設定する?
満足度アンケートを効果的なものにするためには、得たい回答を想定して質問を設定する必要があります。
入れたい項目は以下のように大きく4つに分けられます。
質問例も参考にしてみてください。
①仕事内容
・職位に対して業務量は適切ですか
・成長を実感できていますか
・仕事にやりがいを感じていますか
②労働環境
・セクハラやパワハラはありませんか
・無理な残業をしていませんか
・部署内の協力体制は十分ですか
③給与や福利厚生
・給与には満足していますか
・昇進や昇給などは公平に行われていますか
④メンタルヘルス
・困ったときに相談できる相手はいますか
・仕事の負荷は適切ですか
・私生活で心配事はありますか
大切なことは自社の目指すところを意識して質問することです。
従業員にどうなってほしいのか?
会社としてどう進んでいきたいのか?
これらをしっかり反映させた質問を作ってください。
また、せっかくの満足度アップのためのアンケートなのに、アンケート自体が答えづらくてストレスになってはもったいないですよね。
親しみやすい文言に変えたり、質問内容を柔らかくしたりして、できるだけ従業員が回答しやすい形にするのが親切です。
これを半年に1回程度実施して、結果をもとに分析・改善を行っていきます。
得られた回答をムダにすることがないようきちんと取りまとめて、部署による傾向などを見ながら対策を考え、従業員にも周知していきましょう。
より職場環境を改善し、従業員に満足して働いてもらうためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。