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“現場の力”を引き出す!改善提案コンテストの効果と方法

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人材定着プログラム28日目

【改善提案コンテストを開催しよう!】

①意見箱を設置する

②従業員に仕事の問題点と改善策を書いて投稿してもらう(一人何通でもOK)

③一番良い提案をした従業員に図書カードをプレゼント

④投稿された提案は順番に実行していく

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人材の定着には仕事のやりがいが必要であり、仕事のやりがいを作るためには従業員が自ら考えて行動できる環境が大切です。

上司から言われたことだけをひたすらこなしていくだけでは、自分が会社の役に立っているという感覚を得づらくなってしまうためです。

「ここをもっとこうしたら早いのになぁ」
「こうしたら上手くいくのになぁ」

というのは、現場で働いてみないと案外見えていないものですよね。

現場の第一線で働いている従業員から生の意見を出してもらうことで、社内全体の業務効率化を図ることができます。

改善提案コンテストとは?

とはいえ、ただ「改善案を出してくれ」というだけではつまらないので、せっかくならコンテストを開催しましょう!

やり方はいたって簡単で、まず「意見箱」を設置します。

あとは自由に従業員から改善したい業務とその方法を紙に書いて投稿してもらうだけ。

締め切りを設けて開催し、最後は上長が取りまとめます。

一番良い提案を出してくれた従業員には、最優秀賞として図書カードなどのプレゼントを用意するとさらに盛り上がることでしょう。

このイベントで重要なのは、意見を出してもらって終わりにはせず、最終的にきちんとすべての提案に向き合うことです。

どんな背景があって、どんな考えのもと、この提案をしてきたのか。

できれば現場の様子を実際に見ながら考えてみてください。

もしかしたら1つの提案内容から、別の業務の問題点が浮き彫りになる可能性もあります。

その後、業務がきちんと改善されれば、その提案をした従業員はみんなから感謝されるはずです。

何よりも、他人が自分の仕事ぶりや業務の内容に関心を持ってくれるということは、「認めてもらえている」という感覚に繋がります

意見箱と提案用紙はすぐに用意できるものなので、ぜひ定期的に開催して社員みんなで労働環境を整える風土を作っていきましょう!