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外国人材とのトラブルを未然に防ぐ有給取得マニュアル

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人材定着プログラム17日目
【有給取得のマナーをマニュアル化!】

①有給を取るときのマナー・ルールを決める

②動画でマニュアル化する

③社員に視聴させてお互いが気持ちよく休める環境を作る

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有給は従業員の当然の権利です。

とはいえ、当たり前のように休まれたらあまりいい気はしないという人もいますよね。

外国人を雇っている会社だと、文化の違いでトラブルになってしまう場合もあります。

海外では休暇=当然の権利と考えられ、「自分が休んだら他の人に迷惑かも…」とためらうような人は少なく、有給をまとめて取得してバカンスに行っても咎められたりすることはありません。

一方、日本では仕事を休むこと=悪いことといった風潮が少なからずあるので、ギャップが生じてしまいがち。

事実、日本の有給取得率が58%(厚生労働省「令和4年就労条件総合調査」より)に対してベトナムでは100%に近く、認識の差が大きいことが分かります。

そのため、外国人を雇うときはあらかじめ文化や考え方の違いを理解したうえで有給を取るときの周囲への気遣いやマナーを教えておくべきです。

小さな会社だと一人休むだけでも周囲にそれなりに負担が掛かるので、職場内の負担感を少しでも減らせるよう当人同士での挨拶は大切にしましょう。

具体的には、

・有給の前日は周りの従業員に対して「明日はお休みします」と挨拶し、必要に応じて業務の引継ぎをしておく
・有給の翌日には「昨日はありがとうございました」とお礼を言って回る

など、少なくとも自分が休んだことにより多少の影響を与える相手にはきちんと声をかけて感謝するといったマナーを定めて、周知しておくのがおすすめです。

その際、外国人であれば書類を渡すだけではなかなか浸透しませんので、動画マニュアルにして視覚・聴覚的に覚えてもらうとよいでしょう。

動画であれば二度も三度も同じ説明をしなくて済むので伝える方も楽になります。

全員で視聴すれば「お互い様」感覚の醸成になり、休みやすさを生み出す効果も期待できますね。


せっかくの貴重な休みには、心置きなく用事を済ませたりリフレッシュしたりしたいですよね。

有給制度を浸透させて従業員が快適に働ける環境を作るためにも動画マニュアルをぜひ活用してみてください。

きっと全員が気持ちよく働ける環境ができるはずです。